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滋賀石山寺のランチ&甘味処「茶丈藤村」

滋賀石山寺近くでランチ&甘味を味わうなら「茶丈藤村」へ。店名の「藤村」は、石山寺に寄宿していた小説家「島崎藤村」にちなんでいます。小豆を使用した和菓子が名物で、和菓子はちろん丹波の大粒黒豆を用いたヘルシーランチや夏季限定かき氷などがいただけるとあって、訪れる方を癒してくれます。

石山寺より徒歩1分のところ。石山寺は「源氏物語」紫式部のゆかりの花の寺として知られており、創建は奈良時代という由緒あるお寺です。

店内はテーブル20席に小上がりの座敷が10席。店内の大きな窓からは瀬田川の景色が見れますよ。

入り口すぐにはお土産として購入できる和菓子が。石山寺にゆかりの文人や近江の季節を映した見た目にもこだわった和菓子がラインナップ。

まずはランチを。丹波の大粒黒豆と近江羽二重もち米をセイロで蒸した藤色のおこわの体に優しいメニューです。

・丹波産黒豆の煮汁で染めた近江羽二重もち米のおこわ

・胡麻豆腐の白味噌のおつゆ

・滋賀県や大津産のお野菜をつかったおかず

・小鉢に お野菜の一品

・自家製 塩胡麻 

ふじおこわには、胡麻塩をふりかけていただきます。もっちりとしたもち米が格別です。おかずにはあっさり優しい味わい。そしてしっかり味の胡麻豆腐と白味噌が体を包み込んでくれます。全てに優しさを感じますね。また店の雰囲気もあって気持ちも穏やかになります。

甘味はランチともセットにできるのでおススメです。

名物は「たばしる」

大粒の釜あげ丹波大納言が入ったおまんじゅう。香ばしいクルミも入っていますよ。「たばしる」は「はしる」に「た」をつけて躍動感を強調している言葉だそうで、その言葉を使ったのは「松尾芭蕉」です。松尾芭蕉が石山寺の境内で珪灰石に降る霰の音やその様子を見て詠んだ句「石山の 石にたばしる あられかな」があり、こちら丹波大納言で「たばしる霰」を表現した和菓子なんです。

また人気の夏季限定のかき氷はなんと28種類!

本日は宇治ミルク!氷はふわふわサラサラ、甘さ控えめな抹茶がミルクと混ざり合い抜群の旨さ。

和菓子屋ならではの「小豆」を使った商品は、どれも上品な味わいなので、石山寺参拝の際などに行きたいお店です。

茶丈藤村

077-533-3900

滋賀県大津市石山寺1-3-22【MAP

9:00~18:00(L.O.17:15)

火曜日休み

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