京都元田中、中華の秀逸を極める新ジャンル
“上海バンド”跡地に2020年オープンした広東系中華料理店です。
オープン瞬く間に食通を唸らせるセンス抜群な逸品が評判を呼びます。
中華料理激戦区において町中華でもない、高級中華でもない本場でもなく王道でもなく
唯一無二の新ジャンルとして認定したい絶品中華!
京都叡山電鉄元田中駅すぐ“上海バンド”跡地。
路地奥まで進むと見えてくる隠れ家店です。店内はカウンター6席にテーブル席が8席。
前菜や広東焼物、点心など定番料理から珍しい食材を使用した一品など30種類ほどのメニューが並びます。
まずはピーカンナッツと浜松産の三ケ日みかんのドライフルーツ。
よだれ鶏 1,100円
柔らかくしっとした鶏にネギや香辛料で整えられた2種類の自家製タレが絡みます。よだれ鶏のタレで溺れたいほど旨い。お酒に合いまくります。
焼売3種 830円
一捻りした焼売。モッツァレラチーズと牛肉、豚トロと玉ねぎ、海鮮ピリ辛の3種類の焼売が一皿に。旨いに決まっています。
カダイフ 660円
もはやこちらの名物料理になりうる逸品。海老と鱧のすり身をカダイフで巻いて揚げています。
ソースはマヨネーズベースのレモン風味。
豚足の青島ビール漬け 880円
コンベクションで柔らかく焼き上げた豚足を、スパイシーなタレでアレンジ。外はカリッカリ、中はとろっとろで苦手とする人にも食べやすい内容です。
麻婆豆腐 1200円
定番の麻婆豆腐。こんなにも旨味が詰まりに詰まった麻婆豆腐があったでしょうか。辛さに任せず丁寧にした処理した豆腐にオリジナル麻辣でコクを最大限に残しています。白ご飯とともに提供してくれるのもありがたい。
炒飯 1,100円
本日の炒飯は海老と帆立の海鮮チャーハン。梅と紫蘇がいいアクセントで最後の〆には嬉しいあっさりベース。
最初から最後まで大満足です。個人的に予想した値段よりはるかに安かったのも良店のしるし。
飲食は店に入る前から始まっている。隠れ家的な外観から始まり、映画のセットのような落ち着いた店内。そこに生み出されるメニューの数々。カジュアルなスタイルながら、ホテルで長年培った技術をはセンス抜群。どれもが統一された店作りに脱帽です。
■一盘菜 田中(イーパンツァイ タナカ)
京都市左京区田中里ノ内町26
075-708-2793
14:00~21:00
水曜休