一度は行くべきレストラン 祇園「イル チプレッソ」

おもてなしするならこの店

予約がとれない店として大阪で名を馳せた「イルチプレッソ」が京都祇園に移転したのは2015年7月のこと。

祇園でも人気は変わらずコスパ抜群のイタリアンです。

ただ最近オーナーさんが変わられたとの事で久しぶりの訪問です。

京都祇園花見小路の路地に佇む町家です。

 

元々お茶屋さんを改装したとあって、長い廊下がありますね。

廊下を抜けるとそこは簾や坪庭などを眺めることができます。

ペンダントライトで優しい空間です。

奥が個室になっており、手前はテーブル席です。

店名が入ったおしぼり。一つ一つのおもてなしが嬉しいですね。

さぁ本日のメニューは?

祇園という場所柄、和×イタリアンという要素が多い印象ですね。

主に食材は高島シェフが信頼する生産者と交流を深めて直接調達されています。

その新鮮な野菜を活かすため加熱時間や組合せなど綿密に計算されています。

本日も暖かな料理からスタートするとあって、時間を計算されていました。

さぁいただきましょう!

本日のお楽しみです。

宮川町より仕入れた豆乳に香住の蟹をフランにしています。

フランとは和食でいう茶碗蒸しのようなものです。

蟹がふんだんに入っており、豆乳の優しさとマッチ。

氷見より寒ブリの魚醤風味

ブリの味と魚磯の香りがしっかりしています。

スープです。京赤字鶏のコンソメ仕立て。

まさにイタリアン×和という味です。

コンソメの味が繊細ですね。地鶏、砂ずり、ハツにほうれん草のトルテッリが入っています。

スープですが、和風ダシを飲んでいるような感覚です。

古代麦のビーゴリ プーリヤ産カルドンチェッリ茸入りのラグーボロネーゼ

エジプト時代からの小麦を取り寄せてて、麺はもちもちです。

茸はイタリアンプーリアでは有名な茸でエリンギのような歯ごたえですね。

ラグーとの相性抜群。

長崎よりクエ トレヴィーゾと蕪のリゾット仕立て。

クエは長崎漁港より、イタリアン野菜に蕪、レモン塩で味付けしています。

クエの歯ごたえが素晴らしい。

阿蘇より20日熟成豚肩ロース アリスタ風ちりめんキャベツと白いんげん豆の煮込み

肉も柔らか、マスタード、西洋ワサビ ビネガー酸味が合います!

デザートのティラミスです。

濃厚な味で美味。

オーナーさんが変わられて、以前に比べると金額も高くなりました。

使用している食材ももしかすると少しランクを下げているかもしれません。

コストパフォーマンスという点では少し落ちましたね。

ただ丁寧に仕上げられた繊細なイタリアンは素晴らしいので祇園の街並みと共に味わってみてください。

以前のような改善に期待です!

最後に高島シェフとパシャリ。

ご馳走様でした。

おすすめ度★★★☆☆

■イル チプレッソ (Il cipresso)

075-533-7071

京都府京都市東山区祇園町南側566 【MAP

11:30~13:00(L.O) 15:00close
18:00~20:00(L.O) 23:00close

水曜休み

ランチ5000円

ディナー13000円

知らんけど

 

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