炭火を得意とする新しい割烹「御幸町田がわ」

2017年 新店舗

京都御幸町夷川西入に佇む京町家「御幸町田がわ」ミシュランガイド2年連続一つ星の日本料理店です。京都では珍しい炭焼きを名物にした割烹料理で麻布十番の「幸村」さんや「祇園丸山」さんで修業してこられた田川さんが切り盛りするお店。2017年2月にオープンされ早3年、出身地の三重の食材や地酒をメインに全国各地から厳選された素材のうま味を最大限に引き出した季節の逸品がいただけます。

御幸町夷川西入。店内はカウンター10席ほどで、おまかせコース16000円!18時からの一斉スタートです。本日は1月に訪問したとあってお正月料理など渾身のメニューがいただけるとの事。

まずは振る舞い酒と大福茶でお正月のお祝いを。

先付けはフグの湯引きに赤大根、水菜、出汁で研いだたっぷりの白子を上からかかった一品。フグがぷりぷりで白子との相性も抜群!

まさにお節。黒豆とごまめ、数の子!

日本酒をいただきながら、田川さんの手さばきを眺めていると自慢の炭焼きで伊勢海老が!

なんとこちらをお雑煮に。ご出身の三重県から知り合いの尼さんが本日とれたての伊勢海老!年末に田川さん自らついたお餅を山利商店の白味噌で。伊勢海老の味噌がまたいい味を出してくれます。辛子が白味噌に合うなんでビックリ!

お刺身。北海道雲丹、ハリイカ、鯛、ヒラメのエンガワを炙りで!

続いて素晴らしい黒毛和牛を炭焼きに。じっくり焼かれて出されたものは八寸!

ローストビーフにカラスミ。これが意外に合う!梅人参、たたきごぼう、スケトウダラに宮城のあん肝、フグの唐揚げ、キンカンイクラ!

そうこうしているうちに、岐阜産ホンモロコの炭焼き。

身がしっかりしており、味付けは塩のみ!シンプルに旨い!

揚物は、クエでオレンジ白菜を包み、九条ネギのタルタルでいただきます。絶品。

三重県産のなまこです。

海老芋の蟹あんかけが目の前に!

丹後半島間人(たいざ)の岩のりでいただきます。蟹がどっさりで柔らか海老芋と合いますね。

七草がゆならぬ、うずみ豆腐の梅粥。

もちろんお米も!最後はおにぎりにしていただけます。

デザートはぜんざいと和三盆のフロマージュ!

苺は和歌山のまりひめ。

とにかく全てが絶品!三重と京都をつなぐ職人技!三重の地酒も豊富にあるので田川さんの作る料理との相性抜群です。田川さんとの距離も近いので、圧巻のカウンター割烹を目でも舌でも楽しめるまさに五感で味わう新感覚の割烹!先付から〆のご飯までとにかく満足できるお店です。

続いてこちらは2020年3月のメニュー

焼き蕪の湯葉蒸し。白魚が良い。

ホワイトアスパラ、菜の花の上には北海道の生うに。

大きいハマグリのお椀。

鯛の昆布締め。煎り酒でいただきます。

本ミル貝や肝などを泡状にしたわさび醤油で。

蒸し寿司。熱々。

タケノコ、一寸豆の天ぷら、鳥取県産黒毛和牛ランプ。赤貝やさよりなど。

金目のふき味噌

蛸。

八幡浜の甘鯛です。

〆は豆ごはん

アーモンドアイス。

御幸町 田がわ

075-708-5936

京都府京都市中京区夷川通御幸町西入松本町575-1 【MAP

18:00~一斉スタート!

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