八坂神社南楼門近くに2014年にオープンした「祇園MAVO(マヴォ)」
オーナーシェフは元々、神奈川県小田原にて経営していたレストランを託し、京都祇園へ。
お酒が飲めない人でも本格的なフレンチを楽しんでほしいとの想いから
世界初のティーペアリングを提供してくれます。
大きな厨房を覗くカウンターにはその日によって変わるメニューに合わせて
茶葉の調合、抽出方法を変え、まるでワインのように1皿ずつ料理に合わせペアリングする日本茶が並びます。
14席の店内。完全予約制にてその日しか味わえない一期一会の場所。
ではスタートです!
まずはシチリアオリーブと牛乳を煮詰めてつくる古代食「飛鳥の蘇」と
自家製からすみ大根を抹茶と合わせたもの。
小さな茶器を使ってウェウカムティーを演出してくれます。
そしてその日ペアリングで使うお茶や素材の説明を丁寧にしてくれます。
ご挨拶の一品。はじまりはたまご。
卵黄のコンフィやイクラ、りんごなどを層にした逸品。
かき混ぜると中から食材が。
それぞれの食感が素晴らしいです。
こちらに合わせるのは、シャンパンをイメージしたほうじ茶のスパークリング。
いちごを合わせたフルーティーな香りが。
次に、福井小浜の岩ガキ。ライムジュースにキャビア。
ロゼワインをイメージしたもの。ほうじ茶にバラの風味を。
こちらマカロン。フォアグラのテリーヌ。
セリー酒のゼリーにワサビで味付け。
和紅茶を合わせます。九州の和紅茶に柚子やバニラを合わせて。
鮎の舞妓スタイル。
クリームゼラチンで舞妓のような化粧を。
鮎の中にはリエットが入っています。
甜茶、抹茶の原料を基に、磯の様な香りで優しい味わい。
徳島産の魚介。クロアワビ、サザエ、タコ。
それぞれ歯応抜群!
紅茶玄米茶。バニラで甘みを加えています。
平井牛を36時間煮込んで作ったコンソメゼリー。
かぼちゃ、焼きナス、おくら。
出汁が命。
かぶせ茶です。
濃厚なシャルドネをイメージ。
長崎産スズキ。賀茂茄子とトマトパンチェッタソースで。
お口直しのグレープフルーツとパイナップル
平井牛 マゼランワインソース。万願寺とうがらしと。
赤ワインのようなお茶。ハイビスカス、パイナップル、ドライフルーツで味付けを。
フランスのスイーツ。
パリブレスト。
最後までお茶でいただきます。
煎茶で締める!
脇役だったお茶を主役に。
フランス料理とのペアリングでお茶の魅力を発信してくれます。
料理を味わうというより、自分の中にある味覚を研ぎ澄ます感覚。
料理は『おまかせコース』のみで、
和の暦七十二候に基づき、京都の繊細な季節感を表現してくれます。
世界が注目するフランス料理店。
フレンチと日本茶の融合を味わうならここしかない!
■祇園MAVO
075-708-6988 完全予約制
12:15スタート 19:00スタート
京都府京都市東山区下河原通上弁天町440 舞風館 1F【MAP】
火曜日 水曜日 休